ITOFUBUKI

日本の歴史ある着物を、伝統を守りつつ

現代のライフスタイルにあった形につくりかえていく

名古屋スタートアップITOFUBUKI。

地方と連携をはかり

旅で日本の自然観を肌で感じられる「旅するきもの」を

展開しています。




「旅するきもの」は、あなたを包む繭(まゆ)になる。

知らない景色に出会う瞬間を美しく包んでくれる。

Travelling Kimono” becomes a cocoon that envelops you.

It envelops you beautifully the moment you encounter an unknown landscape.

あまねく散らばる島々に、

まっ赤にそまる富士の湖畔に、

果てしなく続く海の彼方へ。

To the islands scattered around the world,

To the reddish shores of Mount Fuji,

to the endless ocean beyond.

いつでも、ワクワクを頼りに

まだ見ぬ場所へと導いてくれる。

旅するきものは、おどろくほど軽やかで、自由。

Whenever you are ready, you can rely on our delight to take you to a place you never imagined.

It will take you to a place you have never seen.

Travelling in a kimono is surprisingly light and free.


華やかな着物美人に憧れたなら

旅するきものがパッと叶えてくれる。

もっと深い日本を知りたくなったなら

100年の歴史ある物語を語り合える。

When you long to be a beautiful kimono beauty

A travelling kimono will make it come true.

If you want to know more about Japan

We can tell you a story with 100 years of history.


私たちは信じています。

変わるために、変わらないために、日本の着物は眠ってる。

もしも、着物に何かを変える魔法の力があるのなら

それは、人の心がいい。

We believe

To change, not to change, the Japanese kimono sleeps.

If kimonos have the magic power to change something

It is good for people’s hearts.

着物を身にまとい、自然とあなたが一体となったとき

やさしいおだやかな表情となり


なぜか、神々しく見えるように。

When you wear a kimono and become one with nature

You will be surprised and become a holy figure.

私たちITOFUBUKIは、喜びと共にその魅力をかたちにします。

日本を愛する人たちが、旅するきものでこの世界を変えていく。

We, ITOFUBUKI, give shape to this charm with joy.

People who love Japan will change this world with travelling kimonos.


新しいあなたが輝くとき

美しい蝶が羽ばたくように。

When a new you emerges

Like a beautiful butterfly fluttering its wings.

ITOFUBUKIの使命

人々のくらしが物と心の両面で豊かさに満ちた理想の社会の実現のため、「和」を重んじ「共生」を実現してきた日本の伝統精神を、世界に広め体現すること。

行動指針

ITOUFBUKIの行動指針は、日本の3つの伝統精神を元にしています。

⒈意思決定では、広く意見を集め、調整するプロセスを重視します。

2.いかなる時も主体性を維持します。

3.調和を求め、節度を求め、自己を抑制する事を知り、他人に配慮する「和の精神」を大切にします。

人と自然と共に、日本の心を世界へ咲かせる。

ITOFUBUKI Producer

熊谷 桜

Sakura Kumagai

わたしの着物との出会いは、一枚の帯でした。

私の第二のふるさとである沖縄で、たまたま訪れたリサイクルショップ。

その隅に、キラっと光るなにかを発見しました。

たわわに実った稲穂が織られた、黄金に輝く帯。その美しさに魅了され、思わず買って帰った私は、後から衝撃の事実を知ります。なんとその帯は、伊勢神宮の神嘗祭で秋の収穫を祝うため上皇后美智子様がお召になられたものと同じ帯でした。そんな帯がリサイクルショップの隅に埃をかぶって置いてあったわけです。「もったいない、こんな素晴らしい着物文化が日の目を見ずに捨てられるなんて。」

「このままでは、日本の大切な心まで失われてゆくかもしれない。なんとかしなきゃ!」
そんな、熱い想いだけで私の体は動いていました。

名古屋に帰ってからは、気づけば着付けを習い、文化を学び、産地やつくり手を巡る旅に出ていました。

そこで、一枚の布が生まれるまでには、さまざまな人の手、仕事があることを目の当たりにします。

自然とともにあるものづくりの姿には、長い年月をかけて育まれてきた自然と人の『いのち』が凝縮されていると感じました。

着物を着ることは「調和」に気づくことだと思います。調和とは、決して周りと同じ色に染まることではありません。桜は桜として、バラはバラとして生きることが自然体であり、個性が活き活き輝く最高の状態だからこそ、自然は調和していると感じるのです。私たちは自然の一部なんだと。

日本人は、一見謙虚で個性が無いように思われがちですが、知れば知るほど個性豊かな国民性です。そして、黄金の島ジパングと呼ばれるように、日本は地理的に極東の最終地点として存在し、多様なものを受け入れる懐の深さと、洗練し極める美学が根付いている感じます。

葉室頼昭氏は「今地球を救えるのは日本人のこの自然観だけ」とも言っています。

この混沌とした時代の今だからこそ、世界を変える鍵を握っているのは、私たち日本人だと信じています。

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